#1 いつ走る?どこを走る?

走る面白さとは、走らなければ出会わなかった世界をいろいろ発見できること。

周りの風景、移り変わる季節、風や匂い…ふだんの生活では感じることのできない日常の姿との出会いが待っています。

器具も必要なく場所も限定されない。

走る喜びは、自然の営みを全身で感じながら自分の足の赴くままにどこにでも行けるということなのです。

ウォーキングを混ぜている段階や自分のランニングのペースをつかむまでは、誰かと走るよりもひとりで走るほうがマイペースでできて良いかもしれません。もう止まりたいけど走らなくちゃ、ああ置いていかれる…のような焦りや義務感は一切なく、自分の身体と会話しながら、身体の欲求に応じて走ることを楽しめるのがベストです。

誰かと走るのも良し、自分の世界を見つめるのも良し。大事なのは自分が楽しくて気持ちいいかどうかです。

どこを走る? 走り出したらそこがコースです!

いざ練習をしてみようと思うと、戸惑うことも。

家からもう走り出す臨戦態勢でいいの? それともどこかに移動してから始めればいい?

答えはどちらでもOK! コースは、あなたが走っていて楽しそうと思うルートをとると良いでしょう。

まずは家の近くでランナーが練習しているところに行ってみるのも、やる気が盛り上がるのでお勧めです。

公園や土手などのランニングコースなら、緑や土の匂いが楽しめたり、信号や車の心配なく走れるメリットが。

近所の住宅地や商店街なら、こんな道があったのか…この時間お店の人は準備してるのか…などふだんの生活で通り過ぎていた小さな発見に感性を刺激されるかもしれません。

走りながらシンプルに自分自身を解放したとき、頭も気分もリフレッシュされ、生活にゆとりが生まれてくるはずです!

また、いつも同じコースを走るのではなく、なん通りかコースを設定して飽きが来ないようにするのもコツ。

平坦な舗装道路だけではなく、起伏のあるコース、河川敷や公園の芝生など、バリエーションに富んでいると刺激になってベターです。歩道橋などの階段も走る障害ととらえず、アクセントとして加えると良いでしょう。

(出典:RUNNET)